自然史の本棚

自然史系の本の感想、昆虫観察、博物館めぐりのブログ

地球科学

【本の感想 #14】なぜ・どうして種の数は増えるのか ガラパゴスのダーウィンフィンチ

今回紹介する本は 『なぜ・どうして種の数は増えるのか』 // リンク 書誌情報 出版社:共立出版 ページ数: 223 p. 2017年1月30日発行 監訳者:巌佐 庸 理学博士。九州大学大学院理学研究院教授、九州大学高等研究院院長 専門:数理生物学(本書著者略歴より…

【本の感想 #12】ウンチ化石学入門

今回紹介する本は 『ウンチ化石学入門』 // リンク 書誌情報 出版社:集英社インターナショナル ページ数: 192 p. 2021年4月7日発行 新書 著者:泉賢太郎 古生物学者。千葉大学教育学部准教授。博士(理学)。1987年、東京都生まれ。2015年、東京大学大学院理…

【本の感想 #11】恐竜の教科書 最新研究で読み解く進化の謎

今回紹介する本は 『恐竜の教科書 最新研究で読み解く進化の謎』 // リンク 書誌情報 出版社:創元社 ページ数: 239 p. 2019年2月20日発行 単行本(ハードカバー) 著者:ダレン・ナイシュ サイエンスライター、技術編集者、古生物学者。主に白亜紀の恐竜と…

【本の感想 #6】海底の支配者 底生生物

今回紹介する本は 『海底の支配者 底生生物-世界は「巣穴」で満ちている』 // リンク 本書の内容 本書では、海に潜む生き物たちの紹介、そして彼らの生活の痕である「生痕」の研究に関するお話が語られています。 書誌情報 出版社:中公新書ラクレ ページ数…

【本の感想 #5】もがいて、もがいて、古生物学者!!

今回紹介する本は 『もがいて、もがいて、古生物学者!!ーみんなが恐竜は博士になれるわけじゃないからー』 // リンク 本書の内容 本書は、恐竜博士にあこがれた少女が、人生の岐路で迷い、決断し、哺乳類化石の古生物学者となるまでのストーリーがつづられ…

【本の感想 #4】標本バカ

今回紹介する本は 『標本バカ』 // リンク // 本書の内容 本書は、哺乳類の研究者である著者が、博物館に収蔵されるさまざまな「標本」について語るコラム形式のお話です。月刊誌『ソトコト』(参考:ソトコト)の連載コラムを書籍用にまとめたもので、一部…

【本の感想 #3】地磁気逆転と「チバニアン」

今回紹介する本は 『地磁気逆転と「チバニアン」(ブルーバックス)』 // リンク 本書の内容 本書は、地球の過去の時代名に日本の地名がついたことで話題になった「チバニアン」について、その採用決定までの経緯とそのために重要な役割をなす「地磁気」に関…